今回はby.Sさんの最新記事のご紹介です。
デリバリーやデパ地下、コンビニなどで手軽に食事がとれる時代。つい忙しさから、料理をしない生活を続けてきて、気づいたらまったく料理ができない…なんてひとも多いのでは?
ビューティープロデューサーの平野宏枝さんは、20代のころは料理ベタだったのが、発酵料理教室の「神楽坂 発酵美人堂」に通いだしてからいつの間にか料理ができるようになっていたのだとか。そこで今回は、店主の清水紫織(しおり)さんにアラサーが押さえておくべき、「料理のキホンのキ」についてインタビュー。
出典: 編集部撮影
「調味料」と「出汁」で、料理の味が格段にアップ?
清水さんいわく、料理をするうえで大切なのが調味料をこだわることだそう。料理初心者ほど取り入れてほしいそうで、いつものスーパーで買った調味料をこだわりの調味料に変えるだけで味が格段にアップするでしょうと話す。
出典: 編集部撮影
なかでも、清水さん・平野さんのお二人ともが手作りするほどこだわっているというのが「味噌」。
味噌は、調味料であると同時に「発酵食品」でもあるのでとてもこだわって作っています。発酵食品で腸内環境を整えれば、健やかな体と精神を作ることができると自身の経験から信じているからです。
現在、日本人の一人あたりの味噌消費量が「年間=2kg」と言われていて、日本人の味噌離れが懸念されています。「味噌」は発酵食品のなかでも手軽にとることができるので、最低でも1日1杯の味噌汁を飲むなど、多くの方に取り入れていってほしいと願っています。
コメント: 神楽坂 発酵美人堂 清水紫織さん
出典: ビューティープロデューサー平野宏枝さん
そして、料理のキホンであり“和食の要”とも言える「出汁」。おいしい出汁さえ作ることができれば、料理の幅が広がるだけでなく、味わいも格段にアップするそう。
昔は普通に出汁をとっていた家庭がほとんどだと思いますが、現在では、時短のために「粉末の出汁」を取り入れる方が多いですよね。ですが、化学調味料を含んでいるものも多くあります。
味覚維持や将来の健康のためにはもちろんですが、きちんととった出汁のほうが断然おいしいと私は思います。そういった丁寧さは、心やライフスタイルにも影響してくるのではないでしょうか。
コメント: 神楽坂 発酵美人堂 清水紫織さん
これだけは押さえておきたい「出汁のとり方」
出典: 編集部撮影
今回は、誰でも簡単にできる「出汁のとり方」を清水さんが伝授してくださった。いつも出汁をとっているというひとも答え合わせしながらチェックしてみて。
材料
・昆布 10g
・かつお節 20g
・水 1L
出典: ビューティープロデューサー平野宏枝さん
今回は特別に、かんなで削ったかつお節を使用。もちろん、すでに削った状態で販売されている「削り節」でもOK。
作りかた
①水に昆布をつけて冷蔵庫で一晩おく。
②①を中火にかけ、60℃あたりで昆布をとり出し、ふつふつしてきたら(約85℃)かつお節(こし袋に入れたもの)を入れて火を止める。
③そのまま触れずに2分ほど置いてこしたら、一番出汁の完成。
出典: 編集部撮影
この単純作業だけで、おいしい出汁ができあがる。
「出汁」は煮物や出汁巻卵、煮浸しなど、さまざまなものに活用できるけれど、ちょっとハードルが高いと感じる方には「味噌汁」がおすすめ。
出典: 編集部撮影
旬の野菜などお好みの具材を出汁に入れ、やわらかくなるまで煮る。火を止めて合わせ味噌をといたら、おいしい味噌汁の完成。
つい時短や利便性を求めてしまうこの時代に、「料理の基本」を学ぶことで、丁寧な生活を意識できたり、また女性として日本人として奥行きのある女性になれる気がします。
コメント: ビューティープロデューサー平野宏枝さん
これを機に、今回紹介した「料理のキホンのキ」を自宅で実践してみて。毎日できなくても、できるときに取り入れていく。それだけでも、ちょっとした余裕が生まれるはず。
そんな丁寧な暮らしから、心に美しさが宿る。
取材協力/ビューティープロデューサー平野宏枝、神楽坂 発酵美人堂:店主 清水紫織
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by.S
R-27 知らないと恥をかく…これだけは押さえておきたい「料理のキホン」をプロが指南
「こだわりの調味料」の選びかたとしては、食品添加物が入っていない、なるべくシンプルな素材でできているものがいいでしょう。また、どう作られたものかという「製法」も重要な要素で、ゆっくりじっくり時間をかけて作られた調味料のほうが味がいいものが多いです。
コメント: 神楽坂 発酵美人堂 清水紫織さん