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異色のヒロイン誕生のきっかけは、担当さんとの世間話からだという。
「夫に愛人発覚、となったらどうするか?」という話になったとき、家に連れてきて、面倒見てしまいそうな気がする、と答えた入江さん。ゆりあはそれを地で行くヒロインだ。
物語は、ゆりあの少女時代から始まる。姉の蘭とは性格も対照的で、姉妹で始めたバレエも、ゆりあだけが真面目に向き合い、ゆえにつらい思いもする。父親からも強い影響が。だが、こうした少女時代のエピソードがのちに、辛抱強く、何でも背負いすぎるゆりあの性格に生きてくる。
「前作の『たそがれたかこ』にしても、前々作の『おかめ日和』にしても、言いたいこともいったん引っ込めて考えるようなおとなしめな主人公が続いたので、弱きを助け強きをくじくような男気あふれるヒロインが描きたくなったんだと思います。バレエも出てくるので、大好きなシルヴィ・ギエムみたいな男前な人がいいなーと(笑)」
4巻に入り、ゆりあは、懇意にしている便利屋さんを営むシングルファーザー伴ちゃんと急接近。
「年齢は50歳、おっさんのようなゆりあさんですが、少女マンガとして描いてるので、恋はしていてほしいと思っています。今後ますます、ゆりあさんの心の支えになっていくかもしれませんね」
明るいタッチで描かれてはいるが、ゆりあさんひとりにのしかかる経済的な問題や、リク君こと箭内青年、シングルマザーのみちると幼い子どもたちといった、新たな同居人たちとのこの先の関係の行方など、状況はますますハードに。
「私くらいの年齢になると、出会いはどうあれ、仲良くなる人とは仲良くなるし、思わぬ人に助けてもらえることもあるなと感じます。そんなふうに3人の関係がその時によって変わっていけばいいなと思います」
『ゆりあ先生の赤い糸』4 夫がくも膜下出血で昏睡状態になったとの知らせを受け、病院に駆けつけたゆりあ。夫に付き添っていた美青年と夫との関係は…。2020年1月に5巻が刊行予定。講談社 440円 ©入江喜和/講談社
いりえ・きわ マンガ家。東京都出身。夫でマンガ家の新井英樹氏とともに、今年画業30周年を迎えた。「描くのが年々楽しくなってきています。この先も続けていけたら最高です」
※『anan』2019年12月25日号より。写真・中島慶子 インタビュー、文・三浦天紗子
(by anan編集部)
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