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【井浦新、監督の妻・遠藤久美子に「キスしちゃおうかなと思いました」 – 写真・大嶋千尋 文・田嶋真理 スタイリスト・上野健太郎 ヘアメイク・堀奈津子 | ananweb – マガジンハウス】のご紹介です。

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井浦新、監督の妻・遠藤久美子に「キスしちゃおうかなと思いました」 – 写真・大嶋千尋 文・田嶋真理 スタイリスト・上野健太郎 ヘアメイク・堀奈津子 | ananweb – マガジンハウス

今回はananweb – マガジンハウス – 恋愛現役女子が知りたい情報を毎日更新!さんの最新記事のご紹介です。


【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 41

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「心を動かして役を生きようと思いました」

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『こはく』の原案・監督を手掛けたのは、『ゆらり』で知られる横尾初喜さん。幼少時代の実体験をもとに、半自伝的なストーリーを作り上げ、故郷の長崎県でオールロケを敢行。家族についての愛と優しさあふれる感動の物語をつむいでいます。音楽担当は、Laika Came Backとして活躍しているミュージシャンの車谷浩司さん。本作のために書き下ろした心に染みる主題歌は、必聴です。

井浦新さんが演じているのは、父親が借金とともに残していったガラス細工会社を受け継ぎ、どうにか経営を立て直しつつある亮太。亮太とは対照的に実家暮らしで無職の兄・章一を大橋彰さんが熱演しています。

ーーこの作品に出演を決めた理由を教えてください。

井浦さん まず、横尾監督の人柄に惹かれました。横尾監督はとても明るくて優しい方なんです。そんな方が、普遍的なテーマである家族の物語のなかで、家族が抱えるコンプレックス、弱さ、悲しみやつらさなどをしっかりと描き、その先にある本当の優しさを描こうとしている。きっと並々ならぬ想いがあるに違いないと確信しましたし、僕も一緒に参加することによって、その先にあるものを確かめてみたいなと思いました。これまでに僕はそういう作品に出会ったことがなかったので、やりがいを感じました。

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ーー井浦さんが演じる亮太は、横尾監督の分身とも言える役です。演じるうえで難しさは感じましたか?

井浦さん やりづらいに決まっているじゃないですか(笑)。しかも亮太の妻を演じた遠藤久美子さんは、実生活では横尾監督の奥さんです。でも演じているうちに、やりづらさが一周して、この状況を楽しんでしまえと。横尾監督の目の前で、遠藤さんと本当にキスして嫉妬させちゃおうかなといういたずら心まで芽生えました(笑)。それは冗談ですが、役にアプローチするうえで、僕が感じたやりづらさは目の前に横尾監督がいた、すぐ近くに答えがあったことかなと思います。

横尾監督をそのまま焼き増ししてしまっては、芝居として面白みがない。亮太は横尾監督の分身ではあるけれど、横尾監督自身ではないんです。監督の見た目やクセをマネするのではなく、監督自身も気づかなかった気持ちを一緒に掘り下げていく作業に重点を置きました。

ーー大橋彰さんが兄役に決まったときのお気持ちは?

井浦さん 大橋さんと僕は同い年で。同世代との共演はしばらくなかったので、嬉しかったです。同世代とお芝居をすると、見てきたものが近いからこその、共振し合える面白さがあるんです。大橋さんともきっと楽しいお芝居ができると思いました。ただ、僕は大橋さんがお芝居をしている姿も服を着ている姿も見たことがなかったので(笑)。どういうことになるのかなと興味がありました。

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ーー役者として、大橋彰さんの演技に刺激を受けたことはありますか?

井浦さん 彰さんは、心で役を生きるという演技のアプローチをする方でした。心を動かしてお芝居をしているので、一言一言がちゃんと伝わってくるんです。うらやましさを感じるほど、素敵なお芝居をする方でしたし、彰さんのお芝居をもっと見てみたいなと思いました。僕も力業ではなく、心を動かして役を生きることを心掛けて演じました。

ーー父親を演じた鶴見辰吾さんが共演シーンについて、映画の公式サイトで「お互いに顔合わせはおろか、挨拶もなかった」とおっしゃっていました。この映画ならではの撮影現場の工夫は?

井浦さん ほぼ順撮り(物語の流れ通りに撮影をしていくこと)でしたから、彰さんと僕は父親を捜す旅を通じて、役が仕上がっていました。鶴見辰吾さんは僕らとなるべく顔を合わせないようにしていましたし、テスト撮影や挨拶すら行いませんでした。スタッフの方々が万全の態勢を整えて、僕らが張り詰めた兄弟の気持ちを一発勝負のライブで出せるように撮ってくれて。鶴見さんとの共演シーンの僕らは芝居ではなく、勝手に心が動かされて出てきた言動なんです。鶴見さんにもセリフが用意されていなくて。何が行われるか、全くわからない状況で撮影に挑みました。

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ーーお三方の熱演を観て、監督が感動のあまり泣いていたとか?

井浦さん 横尾監督が泣いて崩れちゃうものだから、なかなかカットの声がかからなくて長いシーンになりました(笑)。撮っているときは、僕らも冷静ではいられませんでした。こういう状況で役者にお芝居をさせるのは、横尾監督も勇気が必要ですから、とても貴重な経験でした。僕にとって、宝物になりました。

ーー長崎ロケで印象に残ったことを教えてください。

井浦さん 長崎の方々が協力的で、差し入れをくださったり、エキストラで1000人ほど集まってくださったりと僕らにとてもよくしてくださいました。実は商店街を歩くシーンはぜんぶ仕込み(※撮影のために準備すること)なんです。さりげなく通った人がひとりもいないなんて、すごいことだと思いました。ハリウッド級のことをやっているなと(笑)。長崎は居心地の良い場所でしたし、亮太という人間を作っていくうえでも必要な場所でした。

ーー『こはく』に参加して、家族に対する気持ちに変化は?

井浦さん 撮影しているときは、亮太だったらどうするだろうという自問自答ばかりしていて、自分の家族に置き換えて考える余裕がありませんでした。初号試写(※編集作業が終わった1番最初のプリントで行う試写)が終わって、家に帰ったときは当たり前にいてくれる家族にありがたみを感じました。亮太にとっては、父親がいないことが当たり前でしたから。「おかえり」のひとことがぐっと心に響きますし、旅から家に帰ってくると余計にありがたみを感じていますね。

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インタビューのこぼれ話

演じた亮太同様に、実生活でも父親の顔を持つ井浦新さん。多趣味で知られる井浦さんだけに、オフのときは、お子さまたちと一緒に趣味を共有されているそう。最近は、登山をしたり、キャンプをしたり、野遊びをしたりして遊んでいるとか! お子さまたちのことを語る井浦さんの、父親としての優しい表情も印象的でした。

Information

「こはく」メイン

『こはく』
長崎先行公開中、7月6日(土)よりユーロスペース、シネマート新宿ほかにて全国順次公開
出演:井浦新、大橋彰ほか 
配給:SDP
公式サイト:http://www.kohaku-movie.com/
©2018「こはく」製作委員会
衣裳協力:レーヨンコットンカバーオール ¥56,000 レーヨンコットンパンツ ¥32,000 (mando / STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)Tシャツ ¥6,500 (ELNEST CREATIVE ACTIVITY / MIGHTRY TEL:03・6686・8138)シューズ ¥17,000 (KEEN / KEEN JAPAN TEL:03・6416・4808)

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