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印象を左右する名刺入れこそ、自分らしさをプラス。
ビジネスシーンでは、一番印象に残りやすいカードケース。松本さんが憧れる女性も、“名刺入れがスリムな人”。「いっぱい入りそうなカードケースでも、いつも整理されていて、ミニマムな枚数だけを持ち歩く人に好感を抱きます。物をきちんと循環させている人って、私生活でも丁寧に暮らしているんだろうなと、ふと想像します」
デザイン、色、質感など、カードケースのどこに自分らしさを投影させるのかも、腕の見せどころです。
(1)ミニマムな美しさでずっと愛せる逸品。
縫い目がなく、全て手作業で組み立てられたカードケース。サイドには白いレザーが使われ、モノトーンで飽きずに長く使える。内側の仕切りのおかげで、名刺も整理しやすい。シームレスカードケース¥22,000(CHACOLI/PAPIER LABO.)
(2)ブランド名にも物語が。一緒に時を重ねたいケース。
LAが拠点のバッグブランドが作るカードケースは、重ねたようなデザインがユニーク。「積み木のように一緒に年月を積み重ねよう」という想いが込められているところも素敵。2ポケット。カードケース¥9,800(BUILDINGBLOCK/Playmountain)
(3)唯一無二のケースで個性を楽しんで。
柔らかなポリウレタン樹脂に、製造の過程で生み出される残り糸や布を閉じ込めたケース。同じ柄はひとつとしてなく、選んだ瞬間から愛おしさが生まれるはず。防水性もあり、タフ。4ポケット。カードケース¥4,300(LUISA CEVESE/Pili TEL:03・6436・5633)
(4)封筒のようなルックスとカラーに一目惚れ。
シームレスなカードケースは、フラットな艶が魅力のガラスレザーを使用。1枚のレザーを折り込んで組み立てることで、封筒のような愛らしい見た目に。マチはないけれど収納力はあり。カラーも豊富。カードケース 各¥4,000(irose/Playmountain)
(5)最小限の機能だけ。より“らしい”色を選んで。
ヌメ革のハギレを職人が手染めし、全てが一点モノ。極限までシンプルにデザインされた中に、ステッチを効かせて個性を演出。上部が開いていて出し入れがしやすく、自分らしい色を選べるのも楽しい。ミニマムカードケース各¥3,000(A4/CIBONE Aoyama)
まつもと・ちとせ 美容エディター。客室乗務員、広告代理店、出版社を経て独立。その審美眼に定評があり、エッセイも人気。著書『もう一度大人磨き 綺麗を開く毎日のレッスン76』(講談社)など多数。
※『anan』2019年4月17日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・野村紀沙枝
(by anan編集部)
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