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日本のガイド役を務めた水原希子さん!
【映画、ときどき私】 vol. 273
『クィア・アイ in Japan!』と題したスペシャルシーズンで、全4話に出演している水原さん。フード&ワイン担当のアントニ、インテリア担当のボビー、美容担当のジョナサン、カルチャー担当のカラモ、ファッション担当のタンという各分野のプロフェッショナルで構成されたファブ5とともに、依頼人の悩みを解決する様子が映し出されています。
今回は、超個性的なメンバーたちと一緒の現場で感じたことや読者へのアドバイスについて語っていただきました。
―もともと、『クィア・アイ』のファンでもあったそうですが、この番組の魅力はどんなところですか?
水原さん まずは、どこの国の誰が見ても、共感できるポイントが多いところですね。あとは、ファブ5のメンバーたちが依頼人たちのことを理解し、みんなで痛みを分かち合ったうえで、「一緒に変わっていこう」といって支えてくれるので、「人間って美しいな」と感じさせてくれる番組だと思います。
―では、日本版ならではの見どころを教えていただけますか?
水原さん アメリカでは英語という共通言語があるので、依頼人とファブ5がお互いを理解するのにあまり時間はかからないですが、今回は日本が舞台だったので正直言って最初は不安に思っていた部分もありました。
でも、言葉が通じなくても、育ってきた環境や文化が違っていても、私たちは同じ人間なんだということ、そして、誰もが幸せになる権利があるんだということをみなさんも改めて感じることができると思います。
本シーズンで登場する日本人のみなさんも、ファブ5とともに前を向いていくことになりますが、その変貌ぶりがすさまじかったので、「人間の力って底知れないものなんだ」と学ぶことができました。
カルチャーを共有することの素晴らしさを知った
―確かに、外見だけでなく、たった数日で内面まで変わっていく姿に、人間の可能性を見たような気がします。
水原さん 私もそこで目の当たりにしたのは、誰もがダイヤモンドの原石であり、考え方や物事に対する視点を変えるだけで、人はこんなにも変われるんだということ。そして、他者との関わり合いによって生まれるものの大きさも知りました。
自分ひとりだと考え方は1通りしかないですが、いろいろな人と関わるなかでさまざまな意見に触れれば、新たな道を切り開いていくこともできますよね。そこで共感し合えるのも、人間が持っている美しさだと思います。
―本当に心に響く言葉というのは、言語の壁を越えて伝わるものだと感じましたが、それはファブ5のみなさんがいろんな経験をしてきたからこそ。実際に彼らと触れ合ってみて、印象に残ったことはありましたか?
水原さん エピソードがありすぎて選べないですが、なかでもタンは本当に優しさがあふれている人だなと感じました。もちろん、メンバー全員すごく素晴らしい人たちですし、それぞれキャラクターも違いますが、タンは誰に対しても平等でとにかくピュア。言葉が通じなくても、顔を見ているだけでみんなが微笑んでしまうようなパワーを持っている人と思いました。
あとは、海外の人の表現の仕方はオーバーだと思っていた部分も最初はありましたが、実はそれがすごくステキなことだと気がついたのも大きかったですね。私自身がカルチャーを共有することの素晴らしさを学んだように、日本人が異なる文化に触れて、開花していく姿は、これまでのシリーズとはひと味違うところだと思います。
―ちなみに、水原さんもファブ5のメンバーに悩みを相談したこともあったのでしょうか?
水原さん 相談してみましたが、みんながいろいろな意見を言うので、どれを信じていいかわからなくなってちょっと混乱したことはありました(笑)。でも、そんなふうに違う考えや意見を持っていることが彼らのいいところでもありますよね。
誰かひとりが相談者の悩みを解決するのではなく、そうやってみんなで話し合いながらそれぞれの視点で導いてくれるので、いろいろな方向からアドバイスをもらえるのは心強いことだと思います。
―では、もし水原さんが自分に自信の持てない女性に対してアドバイスをするとしたら、どんなことを伝えたいですか?
水原さん 誰もがそれぞれの個性を持っているので、本来はありのままでいることが素晴らしいことなんですが、実際はけっこう難しいですよね。そんなときに、自分だけがうれしいことをしようと考えてもなかなか答えが見つけられなかったりしますよね? でも、人間って大切な人のためだったらがんばれるところがあるんです。
この番組を見てもわかるように、人が喜んでくれる表情を見て、結果的にそれが自分の喜びにつながることもあるので、他人を幸せにすることで自分が幸せになるというプロセスは大切だなと思いました。小さなことのように聞こえるかもしれませんが、実は大きなことだと実感しています。
つらいときは周りに甘えさせてもらっている
―水原さんも、ありのままの自分でいられずに苦しんだ時期はありましたか?
水原さん もちろんありますよ!
―そのときはどのようにして乗り越えたのでしょうか?
水原さん 私も周りに助けられました。それは、家族だったり、友達だったり、恋人だったり、仕事の仲間だったり大勢いますが、そこで自分が悩んでいることを吐き出せたのは大きかったと思います。たとえ答えが見つからなかったとしても、誰かに聞いてもらって、共感してもらうということは大事ですよね。
自分ひとりで悩んでいると、同じ考えがぐるぐると回ってしまうこともありますが、たとえば失恋したときに「私も過去に同じ経験をしてすごくつらかったからわかるよ」と言ってもらえるだけで、「自分だけじゃなくて、みんなも同じ悩みを抱えているんだ。私もいつかみんなと同じように前に進めるようになるんだ」と元気をもらえますから。
当たり前のことのように聞こえるかもしれないですけど、私にとってはすごくパワフルなことなので、つらいときは周りに甘えさせてもらったり、話を聞いてもらったりしています。
―無理に強がらずに、ときには他人に甘えることも必要ということですね。
水原さん そうですね。とはいえ、私も最近まで妹にだけは甘えることができずにいました。なぜなら、姉というよりも、親と同じくらいの目線で妹をサポートしてきたので、どうしても彼女には素直になれなくて……。でも、実は去年初めて、妹の前で泣いてしまうという出来事がありました。
―きっかけはどんなことでしたか?
水原さん 2年ほど前に起業したんですが、それからすごく忙しかったので、ストレスが溜まって、いっぱいいっぱいの状態になってしまったんです。でも、そのときに普段なら甘えられない人にも、自分にはこういう部分があるということをわかってほしいと思うようになりました。
―それによって、自分自身も解放されたのではないでしょうか?
水原さん それはありますね。妹にも自分の弱い部分を見せることで、わかってもらえたので、私にとってはいい意味で一歩前進したような気がしています。
ファッションが持つ力とは?
―そういった周囲の存在も大切ですが、モチベーションを上げるうえで欠かせないものといえば、ファッションの力もあると思います。水原さんにとってファッションとは何ですか?
水原さん ファッションというのは、違う自分を見せてくれる最強のツール。人間にはいろんな側面があることが当たり前ですが、それを表現できるのがファッションだと思っています。見た目が変化することに恐れる必要もないですし、そこにトレンドとか高級なブランドかどうかというのは関係ありません。
私は『ル・ポールのドラァグ・レース』というドラァグクイーンが競う番組が大好きで、彼女たちから学んでいることが多いのですが、そこでも自分の出せないところが出せたり、変身させてくれたりするのはファッションの力だと感じています。
―今回の番組でも水原さんのファッションは見どころのひとつですが、そんな水原さんに憧れている女性読者は多いので、美を保つための秘訣をお聞かせいただけますか?
水原さん お仕事のときはプロの方々にきれいにしていただいて、スイッチを入れている感じですが、普段続けていることは実はあまりないんですよね……(笑)。とはいえ、野菜中心の食生活にするようにはしていますし、たくさんお水を飲んだり、毎日お風呂に入るようにはしています。
ただ、お風呂の入り方は少し変わっていて、シャンプーやリンスをするときもお湯を溜めた湯船に浸かったまま。体を温めながら効率よくしているつもりですが、それが美容にいいかどうかは私もわかりません(笑)。いろいろな考え方があるので、一概にいいとは言えませんが、私が唯一続けているのはそのくらいだと思います。
毎日幸せを感じながら過ごせていることに感謝
―それでは最後に、日常で幸せを感じる瞬間を教えてください。
水原さん 何でも話せる家族や友達といるときはもちろん、仕事においても自分の望むような形でできていますし、応援してくれているファンのみなさんからもピュアな愛をいただいているので、毎日が幸せです。どれもお金では買えるものではないですからね。
今回『クィア・アイ in Japan!』に出演できたことも含めて、みなさんのおかげなので、いまは本当に感謝しかありません。そんなふうに、周りの人たちとお互いを励まし合っている関係でいられることは、ありがたいことだと日々感じています。
インタビューを終えてみて……。
完璧なスタイルとはじけるような笑顔が印象的な水原さん。部屋のなかに水原さんがいるだけで、雰囲気が明るくなるのを感じるほどでした。ファブ5の存在感も圧倒的ですが、スペシャルシーズンの名にふさわしい華を添えている水原さんにも注目です!
誰もが悩みと向き合いながら生きている!
どんな人でも、他人には言えないさまざまな悩みを抱えながら生きているもの。そんなときこそ、ファブ5の“魔法の言葉”は新たな人生を切り開くヒントを与えてくれるはず。悩みを乗り越えた先に広がる無限の可能性を依頼人たちとともに手にしてみては?
心が躍る予告編はこちら!
作品情報
Netflixオリジナルシリーズ『クィア・アイ in Japan!』
11月1日(金)より独占配信開始
https://www.netflix.com/jp/title/80160037
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