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【上司とホテルに… 社内不倫女の「重すぎる代償」とは|ラブデストロイヤー研究所~男と女の修羅場ファイル~ – 文・伊藤沙帆 | ananweb – マガジンハウス】のご紹介です。

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上司とホテルに… 社内不倫女の「重すぎる代償」とは|ラブデストロイヤー研究所~男と女の修羅場ファイル~ – 文・伊藤沙帆 | ananweb – マガジンハウス

今回はananweb – マガジンハウス – 恋愛現役女子が知りたい情報を毎日更新!さんの最新記事のご紹介です。


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ラブデスファイル08 「カネトールvsフリンジャー」

メーカー勤務のKさん(当時28歳)は、バリバリ仕事をこなすキャリアウーマン。新卒で入社した会社ではどんどん出世し、男性陣顔負けのキャリアを積んでいました。

仕事は順調そのものでしたが、次々と結婚し、子どもを授かっている同級生たちを見ていると、孤独を感じることも多くなっていました。

ある日、Kさんは、上司と2人で残業をしていました。彼は、Kさんが入社直後から憧れていた上司でした。優しく紳士的でイケメン、しかも会社からの信頼も厚い上司に、Kさんは新卒時代から幾度となく救われていました。この人が結婚していなかったら良かったのに……と思うことも多々あったそうです。

上司は、Kさんの元にやってきて言いました。

「こんな時間までお疲れ様。今日は一杯おごるよ。どう?」

憧れの上司にはじめて誘われ、気持ちが昂ぶるKさん。会社の外で話す彼は、普段とはちょっと違う雰囲気で、Kさんは彼を男性として強く意識してしまったそうです。

その後、Kさんは週に1~2回の頻度で上司と飲みに行くようになりました。日に日に上司に惹かれていくKさんでしたが、上司は妻子ある人。家庭は上手くいっていないと聞いたけれど、決して一線は越えまいと意志を貫くつもりでした。

しかしある夜、お酒が進み、酔いが回った2人は、ついに一線を越え、ホテルに行ってしまいました。

「一線を超えたとはいえ、一度くらいなら隠し通せるはず……」

そう自分に言い聞かせたKさんでしたが、2週間後のある日、会社にかかってきた1本の電話によって、突然修羅場は訪れました。

「Kさん、××さんという方からKさんにお電話です」

上司と同じ苗字にKさんはやや嫌な予感を覚えながらも、電話をとりました。すると、

「私、××の妻です。旦那とあなたの関係は全て知っています。すぐに直接お会いできないようであれば、この電話で会社に全てをバラします。」

まさかの事態にうろたえたKさん。平静を装いつつ、携帯電話のアドレスを伝え、2時間後に会う約束をしました。

2時間後、Kさんが指定されたカフェで待っていると、上司の妻が幼い息子を連れて現れました。彼女は席に着くと、静かに話し始めました。

「電話でお話した通り、旦那とあなたの関係は全て知っています。今後旦那と二度とふたりで会わないことを約束してください。了承いただけたら、こちらの誓約書にサインをお願いします」

ノートに書かれた手書きの誓約書にKさんがサインを終えると、妻は続けて言いました。

「慰謝料等は、今夜私が母親と話し合って決めますので、明日改めてご連絡します」

話には聞いたことがあるけど、たった一度の過ちで慰謝料を請求されることになるとは……。Kさんは絶望でその場に立ち尽くしたそうです。

翌日、上司の妻からメールが届きました。

「母と話し合い、慰謝料を決めました。ご確認の上お振込みお願い致します」

メールには請求書が添付されており、なんと200万円の請求額が記されていました。

想像を遥かに超える請求額に焦ったKさんは、彼女に電話をかけ、慰謝料の減額を求めました。 しかし、昨日とはまるで別人のように泣き叫ばれ、話にならないまま電話を切られたそうです。

Kさんは、その日会社に現れなかった上司にも連絡をしましたが、連絡がつかず、翌日以降も会社では無視され続けました。

結局、Kさんと上司の妻は弁護士を通して話し合いをすることとなり、2年の時を経て、150万円の慰謝料を支払ったそうです。

後日弁護士に話を聞くと、上司の妻は以前も、彼と関係を持った女性から慰謝料を受け取ったことがあったようです。また、Kさんの一件で夫との離婚を決めたと話してはいましたが、結局離婚も別居もしていないのだとか。

上司に話を聞こうにも、会社では一方的に無視され、もはやいないも同然の関係に。上司と妻の関係は? 妻から上司への慰謝料請求は? 真相は闇に包まれたまま、Kさんは泣き寝入りをするしかなかったそうです。

ラブデス研究所の見解

これは、最も一般的なラブデスであるフリンジャーと、不倫の被害にあった妻との壮絶な戦いですね。まったく、何やってるんですかKさん。

ただ、今回のケースは謎が多いですね。そもそも、上司夫婦は離婚していないようじゃないですか。夫婦が離婚も別居もしていない場合、慰謝料の相場は大体50万円~100万円と言われています。よってKさんは、相場よりも高い150万の慰謝料を支払ったことになります。

また、妻が以前も他の不倫相手から慰謝料を取ったことがあるという実績も、何か恐ろしいものを感じます。まさか、彼女は夫を利用しているのでは……?

もしそれが事実だとすれば、彼女は、パートナーをおとりにフリンジャーを罠にかけ、その財産を吸い取るラブデス「カネトール」かもしれません。

このラブデスは、何度も不倫の被害にあった結果、愛情も憎しみすらも感じなくなった存在。ただ己の物欲にのみ従い、パートナーを“慰謝料を取ってくる道具”として使うようになった、悲しいラブデスなのです……。

慰謝料を請求する方も、請求される方も、双方が悲しい経験をする不倫。そんな不倫に関わってしまう人をひとりでも減らしたい……。その一心で、我が研究所より皆様にお伝えしたいことがございます。

それは「愛のある結婚生活なんて幻想」だということ。

愛を誓ったはずの相手が、いつの間にか他の異性と関係を持つようになり、あなたを裏切るようになるんですよ!? 最初から傷つくことが分かっているなら、人を愛することそれ自体が、不毛な行為であると思わざるを得ません。

わざわざ自分からいばらの道を歩むような選択をする必要はありません。気ままな独身生活を謳歌しましょう。

今回もこれにて無事解決。 それではまたお会いしましょう!

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