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リップメイクの新常識
【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 173
潤いのある唇をつくるために必要不可欠なリップメイク。従来の行程では、口角など唇のまわりのくすみを飛ばすためにコンシーラーを塗って、リップで色を足して最後にグロスで潤いを加えるという流れが一般的でした。こうするとプルルンとしたかわいい唇ができあがります。
しかし、昨今はナチュラルでヘルシーな口もとが支持されています。グロスでテカっとした唇はどちらかといえば、少し前のモテメイクの定番という印象が強くなりがち。
現在はナチュラルでヘルシーな口もとをつくるためにグロスの塗る順番を最後ではなく最初に取り入れるのが新常識となっています。
コンシーラーで口もとを整え、グロスもしくはほんのり色づくリップバームを塗布します。その上からややセミマットなルージュを加えることで無駄なテカリを抑えたナチュラルリップが完成されます。
ブラウンシャドウからの脱却
アイメイクのもっとも定番となるカラーといえばやはりブラウン。飽きのこない色合いでかつ誰にでも合わせやすく、派手すぎた印象を与えないということでまずはブラウン系のシャドウで落ち着くという方も非常に多いのではないでしょうか。
ブラウンシャドウは確かに鉄板で合わせやすいのですが、そればかりのメイクになるとどこかつまらない印象を与えてしまいます。そこで今、新たな定番色としてブラウンに次ぐ勢いで人気が出ているのがオレンジ系のシャドウです。
オレンジはこの夏のトレンドカラーでもあったので取り入れる方も多かったかもしれません。しかし、トレンドという枠を超えてもはやオレンジシャドウはブラウン同様の支持率が高まっています。
というのも、ブラウンはトーンが落ち着いているぶん、どちらかといえば大人っぽい、なじみやすいがメイン。対してオレンジはブラウンと同系色に近いなじみの良さがありながら、フレッシュさも感じるという点で支持されています。ワントーンで仕上げたり、ゴールドと組み合わせて目もとの印象をUPさせましょう。
アイブロウは暗い色が新定番へ
2000年~2010年までの間の流行は明るめのブラウンヘアと同等か髪よりも少し明るめの色を使ったアイブロウがメイクのポイントでした。
しかし現在は一転して、髪の色よりもやや濃いめの色で眉を描くことが基本です。はっきりとした意志強めの眉がトレンドというのもあるのですが、眉にポイントを置くことで顔立ちにメリハリがつくのもあって眉の濃さが重要となっているようです。
アラサー・アラフォー女性がかつて常識だった点が今では全く相反する常識へ変化しているので気をつけたいですね。
ただし、眉も濃く暗ければなんでも良いというわけではありません。髪の毛の色と同程度か少し暗めの色合いをチョイスして、しっかり眉を描きましょう。この時、眉尻は自然に細くアーチを描くように意識してくださいね。
いつものメイクを少し見直して
トレンドメイクは、トレンドカラーを使ったメイクだったりポイントメイクで変化をつけたりするのが主流です。対して定番メイクは、老若男女に受け入れられやすい品の良さと清潔感のあるメイクが基本。とはいえ、定番メイクもずっと定番を貫いているわけではありません。
トレンドメイクほどではありませんが、すでに定着しているイメージをガラリと変化させるのもきっと楽しいものです。今回ご紹介したポイントを意識するだけでも大きな違いとなるのでぜひご参考までに!
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