今回はananweb – マガジンハウス – 恋愛現役女子が知りたい情報を毎日更新!さんの最新記事のご紹介です。
この春、自らの店を開き、社長となったことで仕事へのプロ意識も一層高く。
「こと発言については前以上に責任を感じています。これまでも言葉には気を配ってきたつもりですけど、今は自分の一言が部下を傷つけることにも励ますことにもなる」
それでも愛あればこそ、言うべき時は嫌われてでも言う。それがROLAND流・部下との接し方。
「薄っぺらな間柄なら俺が言ってやる必要ないけど、部下には成長してほしいから。例えば髪切ったばかりでウキウキしてる部下にも『こいつ髪型似合ってねえな…』と思ったら言う(笑)。好かれる上司になろうと思いすぎないことが大事です」
その姿勢は目上の人に対しても全くブレることがない。
「これまで上司からも愛情を感じることは多かったけど、それというのもやっぱり俺がイエスマンにならなかったから。違うと思ったら違うと言う。NOと言えて初めて、その人のYESに価値が生まれるんです」
上司にも部下にも愛され、成功の道をひた走ってきたROLANDさん。いつも指針にしてきたのは「常に自分らしく」という人生哲学。
「どう思われるかより、どうありたいかが大事。プライドを捨てて自分らしくいられなかったら、生きている意味がないですよ!」
そんなROLANDさんが「自分らしさ」と同じくらい大切にしていることがある。それは「反省」だ。
「寝る前に必ず一日を振り返る時間を作ります。『今日の接客、もっとこうしたらよかったな』とかね。仕事の中で成長したいなら、反省は絶対に必要な作業ですよ」
帝王と呼ばれてなお自分磨きを怠らない。そのやる気はどこから?
「それは俺が向上心あるナルシストだから。自分を愛するからこそもっと成長したいし正直でありたい。そりゃできれば嫌われたくはないですよ。でもその観念を少しだけ壊して言うことは言う。それが信頼につながると俺は思います。アンアン読者に伝えたいのは『嫌われてもいい、正直に生きてごらん』ということ。それでも明日は来るんだから!」
仕事にまつわる、ROLAND名言集
俺は、仕事のやり方には三種類あると思っている。
正しいやり方、間違ったやり方、そして、俺のやり方。
他人の常識と照らし合わせて正しいかどうかではなく、自分が信じるやり方を貫く。それが「ROLAND流・仕事術」の神髄。
宝くじで100億円当たっても、翌日も定時に行く。
俺にとって、仕事は生きるすべてだから。
お金に困らなくても続けたいと思えるか。それが天職の条件。今も店に出勤するのが「ハイパー楽しい!」そう。
100人が100人ダメと言っても、
その100人全員が間違えているかもしれないじゃないか。
周囲の大反対を押し切り、ホストの道へ。それでも全力でがんばって自分の選択が正しいことを証明してみせた。
著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』(KADOKAWAより)
ローランド 歌舞伎町の帝王と呼ばれる伝説のホストで実業家。今春独立1号店『THE CLUB』を開店。著書に『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』(KADOKAWA)。ROLANDさんの珠玉の名言が詰まった一冊。
※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・大澤千穂 撮影協力・アワビーズ
(by anan編集部)
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