今回はby.Sさんの最新記事のご紹介です。
ファスティング(断食)は、女優さんやモデルさんのあいだで取り入れられ、最近では一般層にも浸透されてきた。そんなファスティングを単にダイエット目的として考えて、時折プチ断食を実践しているなんてひとも多いのでは?
実は、ファスティングはダイエットというより内臓を休ませるために行うもの。1日だけでも取り入れると違いが実感できるというファスティングのやり方やその健康効果について、インナービューティーインストラクターの松葉子さんに伺った。
-目次-
そもそもファスティング(断食)とは内臓を休ませること
ファスティングのメリット・デメリットをおさらい
【ファスティングの注意点】摂っていいもの、開始と終わりの食事法
実践!準備期~復食期までのファスティングプログラムを伝授
【体験談】ファスティング成功者のリアルレポート
まとめ
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そもそもファスティング(断食)とは内臓を休ませること
元々ファスティングは、ダイエット目的で行われていたものではない。本来の目的は食事を摂らないことで内臓(消化機能)を休ませてあげることなのだとか。
実は、日々の生活のなかで消化にかなりのエネルギーを使っている。ファスティングによって、消化で働く内臓を休ませ、腎臓や肝臓といったほかの臓器のメンテナンスができるというわけ。
日々のストレスによる影響を受けるのは腎臓や肝臓なので、そこにエネルギーを使えるのは身体にとってすごくいいことなのだ。
ファスティングのメリット・デメリットをおさらい
ファスティングのメリットはたくさんあるけれどデメリットもあるのできちんと把握して、自分に合ったやり方で行うのが正解。ここで、ファスティングのメリット・デメリットをご紹介。
# ファスティングを行うことのメリット
・嗜好品などによってにぶった五感の改善
・内臓を休めることができる
いまの世の中は五感を乱す要素があふれている。例えば、食品には添加物がかなり使われていたり、多くの嗜好品を摂ることで「味覚」が鈍っているという点。ファスティングをすることで身体に悪いといわれる添加物や嗜好品を摂取しなくて済むので、1日ファスティングをすると、そのあとに食べるご飯がすごく甘く感じるはず。
また、「香害」と言われるように電車に乗っていても街を歩いていてもいろんな香りであふれているので「嗅覚」も鈍っている。さらに、現代人はパソコンやスマートフォンの見過ぎで目もかなり酷使して「視角」も鈍っているのだ。
ファスティングをすることで人間が本来持つ機能が働き、五感も働くようになるというわけ。
# ファスティングを行うことのデメリット
・やり方によってはストレスをためてしまう
・たまったストレスによりドカ食いに走ってしまうことも
お腹がすいたときに食事をしないとストレスになる。ガマンしながら無理やりファスティングを続けたとしても、ファスティングが終わったとたんにドカ食いして太ってしまったりするひとも少なくないそう。
食べすぎによって身体を疲れさせている場合がかなりあるので、無理なくできるプチ断食を定期的に取り入れるのがおすすめです。
固形のものを食べないというだけでファスティングになります。
コメント: インナービューティーインストラクター松葉子さん
【ファスティングの注意点】摂っていいもの、開始と終わりの食事法
ファスティング期間中は、水やお茶など「飲み物のみ」で過ごすのが基本。
甘い味が欲しいときはみかんやりんご、にんじんなどのフルーツをジューサーにかけてジュースにして飲むのがよいそう。逆に塩味が欲しいときは塩をペロッとなめるだけでもよいと松さんは話す。
また、ファスティングから通常の食事に戻すときも注意が必要。急に固形物を食べると胃がびっくりしてしまうので、まずは味噌汁の上澄みだけを飲んで、そのあとに味噌汁の具を食べる。それからおかゆと徐々に固形物に移行して胃に負担をかけず、通常の食事に戻していくのが正解。
そして、女性には身体の周期がある。ファスティングを行う時期としておすすめなのが「生理後」。女性ホルモンが分泌されて身体的にもメンタル的にも安定しやすいのでこの時期に開始を。生理中は貧血になりやすく、身体が敏感な時期なので避けるほうが〇。
ファスティング中は身体が冷えるので、温かいお茶を飲んだり、軽い運動を取り入れるのもおすすめです。ちなみに、お茶はハーブティーなどノンカフェインのものを選んでくださいね。
コメント: インナービューティーインストラクター松葉子さん
実践!準備期~復食期までのファスティングプログラムを伝授
いざファスティングをやろうと思ったら、準備から通常の食事に戻すまでのやり方がある。実際にファスティングをやるときは下記のスケジュールで実行するのがおすすめ。
【準備期】
いきなり食事を摂らなくなると身体は飢餓状態と思って脂肪を貯め込んでしまう。食べないことにストレスを感じないようにするためにも、ファスティングに入る前の準備期間に徐々に食べることを減らしていくと◎。
ファスティングを始める3日前から夜8時以降は食べないようにすると◎。ちなみに、アルコールも抜いておくのが正解。
【ファスティング中】
1日何も食べないだけでも断食といえる。本格的に実行したいひとは、1週間くらい水かお茶、スムージーのような飲み物のみで過ごしてみて。
1日のプチ断食でも内臓を休めることには効果的。食べられないというストレスもなくできるので、初心者はプチ断食から始めてみるのもおすすめ。
【復食期】
ファスティング終了から通常の食事に戻すまでの期間。
液体から柔らかいもの、固形物…と少しずつ通常の食事に戻していく。このときに栄養もしっかりと考える必要がある。そこでおすすめなのが「まごわやさしい」の食べ物を摂ること。これは栄養バランスを考えて摂取したい和食に使われる食材の頭文字。
「ま」=豆(まめ)
「ご」=ごま
「わ」=わかめ
「や」=野菜(やさい)
「さ」=魚(さかな)
「し」=しいたけ
「い」=いも
これらの食材をバランスよく食べることで、ファスティングで休ませた内臓(身体)にやさしく栄養を送り届けることができる。
そして、ファスティングした後はどうしても肉が食べたくなるというひともいるはず。この復食期に固形物を食べ始めるとき、肉を食べるとしたら消化をしやすい「鶏肉」→「豚肉」→「牛肉」の順番で食べ始めるといい。こういったように、復食期は消化しやすいものから食べ始めるのが基本となる。
ファスティングした日数と同じだけ復食期が必要です。1週間ファスティングしたら復食期も1週間かけて固形物に戻していくのがいいですね。
コメント: インナービューティーインストラクター松葉子さん
【体験談】ファスティング成功者のリアルレポート
ファスティングを実践して成功した経験にある方に、どのように実行してどんな結果になったのかをインタビュー。その全貌をご紹介。
# Case1:自作のスムージーでプチ断食 ー 松葉子さん
半日や1日のプチ断食はしょっちゅうやっています。
食べすぎた翌日に朝、昼を食べずに夜少し食べるだけでもOKなんです。
水やお茶を飲むだけで食べないのが基本ですが、味が足りないなというときはりんごとみかんとにんじんをジューサーにかけたジュースを飲んでいました。
消化機能を使わないので、胃腸が回復して肌の状態がよくなります。ほかにも脳がクリアになる、寝覚めがよくなるなどいいことだらけです。
ただしファスティングし始めは糖分が入ってこないため、すごく眠くなります。そういった理由から週末だけ取り入れるなんていうのもいいと思いますよ。
コメント: インナービューティーインストラクター松葉子さん
# Case2:ファスティングのプロが実践する酵素ドリンク断食ー 美断食コーチ 松浦あきさん
無農薬野菜と黒糖などをモーツァルトがかかっている場所で1年以上かけて発酵させた酵素ドリンクを使って行うファスティングです。音がもつ素敵なパワーは身体にもいいんです。
ファスティング中は基本、この酵素ドリンクを飲み、それ以外は摂取しません。
ファスティングの途中で頭の中も体のむくみもすっきりするのが体感できます。
ファスティングしながらの軽い運動もするのでダイエットにもなります。
五感が繊細になって、濃い味が好きだったのに、薄味でよくなりました。それ以外にもぜんそくが改善されたり、肌ツヤがよくなったり、目の下のクマも薄くなり、便秘解消にも効果的でした。
食べないことでその分時間が増えたこともよかったです。
コメント: 美断食コーチ 松浦あきさん
# Case3:18時以降食べない&週末のファスティングでマイナス10kgー 31歳・Mさん
私はダイエット目的でファスティングを始めました。朝ご飯をしっかり食べる派で仕事でランチを同僚と食べる習慣があったので、18時以降食べないダイエットを始めたのがファスティングを始めるきっかけ。
18時以降食べないのは最初はつらかったのですが、仕事が忙しかったので結果的に食べるタイミングがなくて食べずに寝ていたのがよかったです。
18時以降食べないダイエットを1週間くらい続けるとあんまり食べなくても大丈夫になってきたので、週末にファスティングしたら大幅に痩せれる!と思って土日は飲み物だけにしてみました。
どうしても何か食べたくなったときはゆでたまごを1つだけ食べていました。満足感があってかなり満たされます。
1ヶ月間、平日は18時以降食べないのと、できるときは土日にファスティングを実行していたら、3か月で10kgのダイエットに成功!
夜食べないからか、朝すっきりと起きられるようになったのもよかったです。
コメント: 31歳・Mさん
まとめ
・ファスティングはダイエットのためではく、日ごろ酷使している内臓を休ませるためのもの
・ファスティングのメリットは消化機能を休めることができることと、嗜好品などにより鈍った五感の改善が期待できること。デメリットは食べないことがストレスになるとファスティング後にドカ食いに走ってしまう場合もあること
・ファスティングを行う際は、徐々に固形物を食べないようにして、また徐々に液体から固形物に食事を戻していくことが大切。女性の身体の周期を意識して行うこともポイント
・1日のプチ断食から、3日~1週間のファスティングとさまざまあるが、ライフスタイルに合わせて無理なく取り入れるのが◎。ファスティング3日前から準備に入り、ファスティング中は基本飲み物だけですごす。そして、飲み物から徐々に固形物に戻していく。この通常の食事に戻す復食期のときに「まごわやさしい」の食材を摂るのがおすすめ
「ファスティング」と聞くとどうしてもストイックなイメージが強いけれど、松さんがおすすめする「プチ断食」なら半日抜くだけでOKだから、すぐに取り入れられそう! 慣れてきてから、3日~1週間のファスティングを取り入れるといった流れでも◎。
暴飲暴食で内臓がお疲れ気味なら、ぜひプチ断食を試してみて。
取材協力/インナービューティーインストラクター 松葉子さん
[今回はby.Sさんの最新記事をご紹介しました。
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by.S
ファスティング(断食)のプログラムをインナーケアのプロが伝授。経験者の成功談も✓
ファスティングは、何も食べないことで身体をリフレッシュさせるイメージですね。
ちょっと食べすぎたかなと思う翌日、夜まで何も食べないということも「プチ断食」といえると思います。
そもそも食べすぎると翌日もお腹いっぱいで何も食べなくてもいいやとなるので、自然にプチ断食ができます(笑)
コメント: インナービューティーインストラクター松葉子さん