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【業界人をも虜にする理由は…“時代に逆行”? パリコレ進出「AURALEE」の魅力に迫る!】のご紹介です。

美容・トレンド
業界人をも虜にする理由は…“時代に逆行”? パリコレ進出「AURALEE」の魅力に迫る!

今回はby.Sさんの最新記事のご紹介です。


「FASHION PRIZE OF TOKYO」の第2回受賞ブランド「AURALEE(オーラリー)」
以前、スタイリストをも虜にするブランドとして紹介した「AURALEE」が、3月3日に行われたパリ・ファッション・ウイークの凱旋イベントを、トークショー形式で開催。
デザイナー岩井良太さんのモノづくりに対する想い、そしてAURALEEの展望をレポート。

出典: ©Japan Fashion Week Organization

東京都と繊維ファッション産学協議会が主催する「FASHION PRIZE OF TOKYO」。

これは、国内外で知名度のある東京のファッションデザイナーを1組選定、表彰し、パリでのファッション形式のコレクション発表を2シーズンサポートするファッションプライズ企画。

Amazon Fashion Week TOKYO 2019 A/W、会期4日目の3月21日。
第2回受賞デザイナー「AURALEE(オーラリー)」の岩井良太さんが、凱旋イベント「FASHION PRIZE OF TOKYO 2019 WINNER’S EVENT」を開催。

出典: ©Japan Fashion Week Organization

左:小木”Poggy”基史/中央:岩井良太さん/右:シトウレイさん

岩井さんのほか、UNITED ARROWS & SONS ディレクターの小木”Poggy”基史さん、ストリート・スタイル・フォトグラファーのシトウレイさんが登壇し、トークセッションが繰り広げられた。

とことん真面目でひたむきなモノづくり

出典: ©Japan Fashion Week Organization

受賞の決め手は、時代を逆行するデザイナー岩井さんの真摯なモノづくり。

2015年SSからスタートした「AURALEE」は、世界中から厳選を重ねた原料と、日本屈指の生産背景で本当に良いと思える追求した素材を使用。
世の中にないものを生み出したいと考え、糸からデザインするところから服づくりが始まる。

大抵のデザイナーは生地の展示会を見て、次のコレクションを考える。ところが、AURALEEは糸からつくるという、それ以前のことをやっているのが面白い

コメント: 小木"Poggy"基史さん

出典: ©Japan Fashion Week Organization

さらに、原料の産地に赴き、現地の人々と交流しながら、原料がつくられる一連の流れを自らの目で確かめるのが岩井さん流。

布帛やニットなどに使うベビーキャメルとベビーカシミヤは、モンゴルが産地。毎年挨拶もかねて訪ね、遊牧民の方々と一緒にご飯を食べたり、素材を直接見たりしています。

ウールの産地は、オーストラリアやニュージーランド。牧場へ行くだけでなく、工場でどのように毛が刈られているのか、どのような性質の毛を刈っているのかを見て、競りの会場も見学しました

コメント: 岩井良太さん

そうして日本に届いたウールは、毛織物の産地として知られる愛知・一宮で、また、綿織物は遠州・浜松、ニットは東北の工場で生地づくり。
シーズン中、それぞれの工場に何度も足を運ぶ。

出典: ©Japan Fashion Week Organization

岩井さんの徹底したこだわりと、人間同士の信頼関係があるからこそ、「AURALEE」の服は完成する。

パリコレでの初プレゼンテーション

出典: ©Japan Fashion Week Organization

2019年3月3日。
パリ・ファッション・ウイーク期間中の初プレゼンテーションは、コンスタンティン・ブランクーシのアトリエを復元した「アトリエブランクーシ」。

できあがった生地や素材感からインスピレーションを受け、時代の気分を反映しながら上質で洗練された洋服を提案する「AURALEE」は、コレクションにテーマを設けることはない。

今回パリコレに参加させていただき、本当によかった。もともとショーを見たことがなく、ショーがどういうものなのかも分かっていない状態でした。現場にいると自分の未熟さを感じ、感慨深さは一切なし。3年、4年と続けなければ、何も伝わらないと思いました

コメント: 岩井良太さん

出典: ©Japan Fashion Week Organization

パリコレは、ビッグメゾンと対等に戦わねばならぬ舞台。世界に対してブランドの強みをどうすればアピールできるのか、改めて考えさせられた。

真面目なモノづくりの本質を見せたいけど、それだけでは弱い。素材の個性を生かすという軸はブラさず、洋服単体の強さもプラスしていかなければなりません

コメント: 岩井良太さん

次回のコレクション発表は、6月に行われる2020年SS パリ・メンズ・ファッション・ウイーク。すでに慌ただしく準備が進んでいる。

出典: ©Japan Fashion Week Organization

最後に、岩井さんはこう締めくくった。

仕事はひとりでできません。洋服も機械がつくっているように感じますが、機械を操作するのも、人を動かすのも、やはり人。人と人との関係が大切です。相手の立場で考えると物事が円滑に進みますし、新しい発想が生まれてくると思います

コメント: 岩井良太さん

世界に挑戦する「AURALEE」。今後の進化が楽しみだ。


[今回はby.Sさんの最新記事をご紹介しました。
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by.S
業界人をも虜にする理由は…“時代に逆行”? パリコレ進出「AURALEE」の魅力に迫る!