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日本語由来の「英単語」
あなたは普段、どれくらい“英語由来の日本語”を使っていますか? おそらくほとんどの方は、意識したことがないと思いますが、グローバル化が進み文化の流入が活発になり、様々な英語由来の言葉が日本語の一部として浸透し、無意識のうちに“カタカナ英語”として使用されています。
もちろん入ってくる言葉もあれば、出て行く言葉もあります。代表的な例として、日本語の「班長」から”honcho(発音:ハンチョ/ホンチョ)”という英語が誕生しました。「リーダー」「責任者」という意味で、日本とほぼ同じ使われ方をしています。
最近では、日本食や文化の世界的なブームにより、“sushi”(寿司)や“tempura”(天ぷら)、“kimono”(着物)、といった言葉も広く浸透しました。こで今回は、“日本語由来の英語”をご紹介します!
bokeh「ボケ」(発音:ボケ)
悪口ではありません。写真撮影の技法の一つとして、被写体に焦点をあて、背景を「ボカす」方法があります。
その「ボケた」部分のことを“bokeh”といいます。
ボケ味の良い写真を撮ってもらったら、
“Your picture has nice bokeh”「あなたの写真のボケいい感じね!」
と言ってみましょう!
karoshi「過労死」(発音:カロシ)
「働きすぎて死ぬ」という概念がない、欧米・欧州の人は、“death from overwork”「働きすぎが死因」という表現がピンとこないもの。
そのまま“karoshi”という表現を用いて、日本の社会問題を取り上げています。
soy「大豆」(発音:ソィ)
ソイラテ、SOYJOYなど、よく耳にする“soy”という言葉も、日本語からきていると言われています。
諸説ありますが、「醤油」という言葉が海外に伝わっていく過程で今の発音になったそうです。
rickshaw「人力車」(発音:ゥリクショー)
人力車(jinrikisha)という言葉が短く、またスタイリッシュになり今の言葉になりました。
“I tried a rickshaw at Asakusa.”「浅草で人力車に乗ったわ」
これは日本を旅行する訪日外国人の鉄板表現となっています。
ちなみに、東南アジアや南アジアで見かける「三輪のタクシー」は“Auto rickshaw”といいます。タイで見かける“tuk-tuk”(トゥクトゥク)もそれにあたります。
いかがでしたか? もちろん、今回ご紹介したものはほんの一部ですが、旅行先などでローマ字表記で日本語が街に浸透しているのを見ると、日本人として少し嬉しくなりますよね!
今、あなたが使っている日本語もいつか英語になって、そのまま通じる日が来るかもしれません……!
【協力】
東進ゼミナール
株式会社東進が37年間運営する老舗塾。生徒数約3,500人。昨今ではロンドンブーツ1号2号田村淳氏の青学受験をサポートしたことでも話題。
ナユタスby東進ゼミナール 名古屋・岐阜、東京
株式会社東進が運営する音楽スクール。2017年4月にOPENし、生徒数約400名。洋楽・英会話コースなど、音楽から英語を指導するコースをもつ。
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